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米ノババックス社が開発中のワクチン(NVX-CoV2373)について、米とメキシコで2020年12月から18歳以上の約3万人を対象に臨床第3相試験をしていました。これまでのワクチンの臨床試験のデザインと異なり、対象者の3分の2に開発中のワクチンを接種し、残りの3分の1には偽薬を投与して効果を比較していました(人道上の理由から、ワクチンに当たらない方を減らしたのだと思います)。

臨床試験が終了しないと結果の開封が出来ませんので、臨床試験の成績が同社から発表されたことは、臨床試験が終了したことを意味します。これまでの米国でのケースから類推すると、現時点までの臨床成績の範囲(主に観察期間)では、ファイザー製、モデルナ製、J&J製と同様に「緊急使用許可」を目指すものと思われますが、既存ワクチンで間に合うようになってくると「緊急使用許可」のハードルが当然に上がるため、ノババックスとしては、「変異株」での解析を行い、許可を得る為の「新規性」ないし「他ワクチンとの差別化」を行っています。他社のワクチンと臨床試験の条件が違うため直接比較はできませんが、報道されている範囲では、極めて良好な成績を示していると思われます。

ノババックス製ワクチンは、「組換えタンパク」型のワクチンで、このタイプのワクチンは、現在のところ米国では承認されていません。(おそらく世界でも例がありません。)他社の組換えタンパク型のワクチンとしては、仏サノフィー英GSK製が臨床第3相、中国クローバーバイオー英GSK製が臨床第2/3相、塩野義製薬製が臨床第1/2相での開発途中と報道されています。

同型ワクチンは、目的の遺伝子を組み込んだウイルスを直接接種することにより、ウイルス感染と類似した作用機序により高い免疫反応を惹起することが期待されています(平成29年度厚生労働省報告書)。

ノババックス製ワクチンは、日本では武田薬品工業が国内臨床試験を受託実施しています。武田薬品工業は米モデルナ製ワクチンの国内臨床試験も担当していましたが、ワクチン群150例とプラセボ群50例の比較で、ワクチン群の中和抗体の増加の確認のみで薬事承認されました(副反応の確認はワクチンを少なくとも1回接種した200例のみで評価)。米国で承認されれば、日本では追認的に承認されることにほぼ間違いないでしょう。
いろんなワクチンが登場する中、カナダ人の友人は1回目のアストロゼネカの2週間後にファイザーを打ち、そのさらに2週間後にジョンソン&ジョンソンを摂取したらしいです。そんなオリジナルの混ぜ方して大丈夫なのか?!と思い調べてみたところ、実はミックスした方が効果がブーストされるなんていうリサーチも出ており、カナダ政府などでは正式にミックスしてOKというガイドラインを出していることに驚きました。ちょうどNYタイムズでも昨日記事を発見。ちなみにその友人は副作用は0とのことでした。
https://www.nytimes.com/2021/06/13/opinion/covid-vaccine-research-mixing.html
変異株を含めてファイザー・モデルナのmRNAワクチンに次ぐ効果を持っていそうで、ワクチン確保で遅れる新興国に広く展開する余地は十分あるのでは。一方で、未だに治験の結果が公表されない、もしくは箸棒な結果の国産ワクチンには残念ながら全く出番が無さそう
β株 (南アフリカ) では有効率51%と低い結果が出てる。
使う価値なし。

Efficacy of NVX-CoV2373 Covid-19 Vaccine against the B.1.351 Variant
https://www.nejm.org/doi/10.1056/NEJMoa2103055
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