植物性ナゲットのSIMULATEが55億円調達 ファストフード店など開拓へ
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チキンナゲットはアメリカでは大人気です。10-20個とかでバーガーキングなどでは買えてしかも安い。家庭でも冷凍食品として消費されてる。チクフィレが人気になってるのもチキン系がウケてる証左。罪悪感が薄れるんでしょうねえ。
植物肉が美味しいかどうかという問題は依然ありますが…
さて、このNUGGS、何が面白いか、ってチキンのテスラだ、って自分たちで言ってるところなんですよね。(私もアメリカに居ながらにしてオフトピックで聴いて知ったのですが)ナゲットの冷凍食品のくせにオシャレ感たっぷりのパッケージとウェブサイト。
https://simulate.com/nuggs/
注目のコメント
この分野で先行しているのはマクドナルドなどと組んでいるビヨンドミートと、バーガーキングなどと組んでいるインポッシブルフーズです。
どちらも普通のバーガーよりは高いものの胃もたれがしないので30代以降はそれも購買目的の一つになっているそうです。
また、両社とも人工肉を作るんだというよりは、家畜から出るメタンガスを減らし、持続可能な社会を実現したいという、地球規模のミッションのHowとして人工肉分野で頑張っています。
この点は持続可能な社会の実現の手段がたまたまEVでしたというTeslaに似ていますね。
日本人は手先が器用なのでどうしてもHowを目的にした企業が多いのですが、シリコンバレーを中心にこうした地球規模のWhyを掲げた企業が今後大型出資を受けて沢山出てくると思います。ナゲットとはいい視点だなあ。専門店として展開すれば日本でも唐揚げブームのような形で浸透するかも。そもそもチキンは牛肉に比べて環境負荷的にそんなにも？というところはあるけど、シンプルに健康志向のマッチさせて、選択肢の一つとして提示するだけでも価値がある気がする。
最近植物性代替肉を試しているけど、ひき肉は完全に遜色ない。そもそも、スーパーのひき肉は端肉を思いっきりミンチにしていて品質がそれほど高くないのもあるけど。個人的には肉は好きだし、自宅でミキサー使って粗挽きのひき肉で料理するのは最高。シンプルな料理も劇的においしくなります（記事の内容と関係ない）。
