【直撃】世界に溢れる「次のテスラ」。この男は本物か?
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SPAC特集の4日目は、SPACに買われた企業であり、SPACを通して上場した企業のCEO へのインタビューです。
ニコラ、ローズタウン・モーターズとネガティブなニュースが続く、SPAC上場したEV企業ですが、今回、フィスカーの創業者・会長・社長のヘンリック・フィスカーに話を聞きました。
2020年に、SPACを通してNYSEに上場し、2021年2月に、フォックスコン・テクノロジー・グループとEV製造で提携を発表すると、まだ売上高ゼロにもかかわらず、時価総額は80億ドル(約8720億円)を超えました。
かつて、テスラの競合とも言われていたEV企業のフィスカー・オートモーティブを創業、そして経営破綻させた過去を持つ、フィスカー氏。彼はどのようにSPACを通してカムバックをしようとしているのでしょうか。
SPACの登場人物の1人である、合併先企業の視点から、
なぜ、SPACを通した上場を選択したのか。どのように、合併するSPACを選んだのか。そして、上場したことによるメリットは何か。について答えてもらいました。
今回、NY在住ジャーナリストの肥田美佐子さんに取材いただきました。
注目のコメント
ニコラもローズタウンも、技術的な問題はもちろんあったにしても、一番の問題はそのためにずるをしてしまったこと。Fiskerはフォックスコンがついているから大丈夫そうな気もしますが、そういえばニコラもGMと提携してましたね(のちに破棄されたかと)。「どんな芸術作品も、途中で見れば駄作だ」と言われますが、解決しなくてはならない課題はいろいろ出てくるでしょうから、お金が続くかどうか。苦しくなった時にSPACで上場したことが本当に良かったかどうかかがわかりそうな気がします。
ルーシッドはこないだ、フリーウェイで見かけた。多分テスト車両だったのだろうが、ああいうのが普通に今年から走り始めるとするならば、テスラとの差別化に各社苦しむのでは、とは確かに思う。
ニコラなどと違って透明性が高いというのは分かったが、実際のところ、透明性が高いかどうかも判断しづらいよねえ、外の投資家には。
また、テスラは既に高級車路線から軸足を移して大衆車路線の手前まで来ている。結局EVの車両価格の大半は電池であり、モーターなのだから、モデル3で一定以上の台数が出ているテスラの優位性がこうした会社に脅かされるのか?という疑問がある。