2021/6/13

【挑戦】就活60社落ちた私が、ケニアで起業した理由

NewsPicks 編集部(シリコンバレー支局長)
鮮やかな黄色や、赤といった配色に、斬新なデザインが特徴のアフリカ布。その布に魅せられ、ケニアで起業した女性がいる。
ラハケニア(RAHA KENYA)を運営する河野リエさんだ。
パソコンケースやカチューシャなどの小物から、ワンピースやトレーナーなどの洋服まで。様々な製品をアフリカ布で作り、日本の若い世代を中心に支持を獲得している。
アフリカで起業なんて、さぞかしガッツのある女性に違いない──。ところが、彼女はガッツどころか劣等感の塊だったと笑う。
「就活で60社に落ちたんです。あぁ、自分は何もできない存在なんだと、ずっと感じてきました」
常に自信が持てず、介護職、教員免許、丸の内のOL…と転職を繰り返した彼女が変わったきっかけは何だったのか。
NewsPicks編集部は、英語力ゼロ、デザイン経験ゼロ、アパレル経験ゼロの彼女が、自分らしく輝くまでの道のりを聞いた。
河野リエ / ラハケニア創業者 
1987年神奈川県生まれ。就活でまさかの60社に落ち、人生に悩む20代を送る。介護職、社会人学生、派遣職員と転々としながら、30歳の時に夫の仕事でケニアに移住。アフリカ布から自信をもらったことで、アフリカ布ブランドを立ち上げる

木に住むんじゃないんだ