【ビジュアル解説】ダイバーシティーは、このアーティストから学べ
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注目のコメント
「なぜ偉大な女性の芸術家はいなかったのか」という論文が、世に出たのが50年ほど前。そこからアート界における女性の存在は大きくなっていきました。それまで白人男性の視点から優れたとされるアートが世界のスタンダードでしたが、光が当たっていなかった女性アーティストの再評価が今の潮流になっているのです。
森美術館では、70歳以上の女性アーティストにスポットライトを当てた展覧会を開催しています。そのキュレーションを担当した同館の片岡館長にお話をお聞きしました。
真の多様性とは何か、人間の根源的なパワーとは何か。女性だけでなく、全ての立場の人にぜひ読んでいただきたい金言の数々でした。ぜひ、週末にご一読ください。>「現代アートは世界の縮図」
かは分かりませんが、どの業界もジェンダーについては似たような課題があるんだなぁ、と思いました。
特に以下
>ジェンダーや国籍などにかかわらずアイデンティティを最優先すると、作品のクオリティが二次的になるという問題もあります。
などは、ビジネスの世界でもいつも議論に挙がるポイントですが、「ジェンダーやエイジングという枠組みを起点にしつつ、中心にある芸術的な秀逸性が伝わることを重要視」というメッセージの出し方は、周囲に伝える時に良いのかも、と思いました。
「Gender equlityの観点から、積極的に登用しましたが、それは彼女に能力があるからです」というのは、ストレートで良いな、と。
「女性だから選んだのではない」というメッセージを躍起になって伝えようとするほど、歪む時もある、というか…
それにしても
>女性だけの展覧会は、女性がキュレーションすることがほとんどです
>アート界では白人男性の視点が優先される傾向にあり
という点についても、現状女性を引き上げてくれるのは(所謂スポンサーという存在)女性の役員である事が多かったり、高齢男性中心だったり、アート界はビジネス界とは違ってて欲しいなーと思ってたのですが、そうでもないのは意外というか…
資本主義に巻き込まれた時点でそうなるんですかね。
全然関係ないですけど、確かにフリーダ・カーロとかカミーユ・クローデルに関する書籍を読んでると、女性であることの苦しみ(社会的にというより、生物として?)が伝わってきて刺さります…