塩野義、ワクチン「3000万人分」量産へ…治療薬の治験も
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注目のコメント
これ、ちょっとよくわからないんですけど、今年中にワクチンを3000万人分供給する気満々アピールは、政治に向けてプレッシャーをかけているということですかね?
このワクチンは現在国内で第1/2相治験を実施している、という話だったと思いますが、今年中に供給ということは、今年中に製造販売承認を得るという話であり、承認のためのデータはこの国内第1/2相治験データのみってことになります。塩野義製薬は条件付き承認という枠組みを使うことを政治に対して仕切りにアピールしていますが、ワクチンの有効性や安全性を十分なデータ量で評価できる第3相治験の実施していない「怪しい」国産ワクチンを流通させる愚策を、少なくとも今年分は質の高い海外製ワクチンが確保できている状況下で国策として積極的に推し進める理由なんてあるでしょうか?
もちろん、来年以降のために選択肢を増やすことは否定しませんが、他のワクチンがきちんと第3相治験まで実施している中で、このワクチンだけ第1/2相治験のデータだけで選択肢に上がろうとしているその発想自体が少なくとも科学的には「?」であり、政治や世論に対して無用な危機感を煽り条件付き承認を迫るビジネスセンスは製薬企業としてどうなのかな、と思います。
これだけワクチンの選択肢が多様になってきた中で第3相治験の実施自体が困難になってきていること自体は理解できますが、それは御社のワクチン開発のスピードの問題であり、そこに出遅れたことをそれを棚に上げて「国産ワクチンの必要性」ばかり都合よく振りかざすのはどうなんでしょう。海外ワクチンの国内販売ライセンスを得た上で、しっかり国内生産体制を整えている他の企業の方が、よほど日本国民のことを考えてくれているのではないでしょうか?2. SAでの治験の有効率が51%と、正直mRNAワクチンの代替としてはいまいちな結果
https://twitter.com/kenmomd/status/1404154550001434624?s=19
1. もう補助金で工場作っちゃったから、今更やめられない?
ノババックスの組み換えタンパクワクチンがすでに国内治験中で、武田が製造予定だからそっちのほうが確実そう。
「2021年末までに3,000万人分以上のワクチンを生産することを目標に、自己資金に加えて2020年7月17日に採択された経済産業省の「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金(150億円)」および、このたびの厚生労働省からの助成金(約223億円)を活用して、生産体制の構築・増強を加速してまいります。」
https://www.shionogi.com/jp/ja/news/2020/08/200807_2.html
ワクチン開発と見通し
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00223.html国産ワクチンが出来ることは良いことだと思う。ただ気になったのが塩野義の木山さんが「安全な国産ワクチンをできるだけ早く提供したい」と言ったことが気になる。もちろん新聞社のインタビューに答えたものなので日本人向けの発言だとは思うが、国内のワクチンは既にmRNAタイプで足りている。日本政府は塩野義のワクチンを追加で購入する予定なのだろうか?
そして世界を見ているのなら『日本産ワクチン』というハズで海外への供給はどのくらい想定されているのだろうか??僕の希望としては同ワクチンが高い効果と安全性があり、ドンドンと世界に供給されること。特に台湾に送る場合はアストラゼネカとの契約に気をつかう必要もない。