【銀のさら 社長】感謝の気持ちに気づいたら事業が好転した
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業績絶好調、宅配寿司「銀のさら」創業者・江見朗氏の連載第5回です。
■第1回 なぜ我が社の宅配寿司だけ生き残れたのか
■第2回 学歴社会から逃げて米国で寿司職人になった
■第3回 宅配は論理的に考えて努力すれば結果が出る
■第4回 チラシはデリバリーの生命線だ
■第5回 感謝の気持ちに気づいたら事業が好転した
■第6回 社員の自発性を引き出す「怒らない経営」
■第7回 収益が悪化した店舗を立て直す自信がある
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新型コロナウイルス感染症拡大に伴う外出の自粛や飲食店の休業などを受けて、フードデリバリー需要が増加。その中、順調に売り上げを伸ばすのが、宅配寿司「銀のさら」を手掛けるライドオンエクスプレスホールディングスだ。
2021年3月期の売上高は253億円(前期比20.7%増)、経常利益は24.3億円(同84.9%増)を達成。過去最高益を更新した。宅配寿司における「銀のさら」のシェアは50%を超え、圧倒的ナンバーワンだ(※富士経済「外食産業マーケティング便覧2020」より)。
かつて宅配寿司チェーンは、宅配ピザチェーンよりも多く存在したというが、なぜ「銀のさら」だけが生き残り、急成長を遂げたのか。創業者で社長の江見朗氏の半生を振り返りつつ、その秘密を「商品づくり」「販促」「ビジネスモデル」「怒らない経営」といった視点から探っていこう。(全7回)人はふとした時に「変わる」ものだ。その瞬間に素直にそれを受け入れ変われるかどうかが、成長するかしないかの大きな分水嶺になる。時代の変化が激しい時にその柔軟さを持ち合わせていることが、この波を乗りこなすために必要不可欠となる。
感謝の気持ちに気がついて好転した。すごく勉強になるエピソードです。
少し違う話になるかもしれませんが、就活の面接で、「リーダーとしての経験はありますか?あったら教えて下さい」とよく聞かれ、その度に、は?と思っていました。
けど、今なら分かります。リーダーの辛さや考える事はリーダーとしての経験をしないと分からない。だから、組織で下っ端のうちから視座を高く持って仕事をできる人は、何かしらリーダーをやって苦しんだ経験を持つ人だ。という理屈ですね。
実体験で苦悩すると、感謝や労りの気持ちを持つ事ができる。そうした人物は強い。だから江見社長も強い経営者になられたのかな、と想像しました