[ロンドン 8日 ロイター] - ジョンソン英首相は途上国の脱炭素経済への移行を支援する気候版「マーシャルプラン」について、主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)で合意したい考えだ。英紙タイムズが8日報じた。

英南西部コーンウォールで開かれる約2年ぶりの対面方式によるG7サミットでは、新型コロナウイルス危機からの回復と気候変動が焦点となる。

報道によると、ジョンソン氏はアフリカと一部アジアでの大規模な再生可能エネルギー計画について、米国による戦後の欧州復興援助計画であるマーシャルプランのような形でG7が支援することを望んでいる。

しかし英財務省は秋季財政報告の前に新たな資金拠出を行うことに抵抗しているという。