[東京 8日 ロイター] - ブルームバーグは8日、複数の関係者の話として、ソフトバンクグループが取引銀行団に総額75億ドル(約8200億円)の融資を打診したことが分かったと伝えた。国内外の銀行の参加を見込んだシンジケートローン(協調融資)形式で、アレンジャーにみずほ銀行を選定したという。

報道によると、ソフトバンクGは調達資金を人工知能(AI)関連企業に投資するビジョン・ファンドに充てる。みずほ銀のほか、三井住友銀行や三菱UFJ銀行など3メガバンク、海外の銀行にも参加を打診しており、融資の返済原資には傘下の半導体設計子会社、英アームの売却資金を充当する計画だという。