菅原前経産相を略式起訴 特捜部、検審議決で一転
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検察審査会の議決が尊重されたと言う点では、評価したいと思います。しかし、やはり、そもそも検察はやる気があったのか、という議論は残ります。黒川検事長のケースもそうでしたが、秋霜烈日の厳しい判断を求められる検察としては、その失態を指摘しておくべきでしょう。週刊文春が報じているのに、不起訴の判断はやはりおかしかったと考えます。甘利明事務所の口利き事件、森友事件、桜を見る会でも、もっと違う姿勢はあり得たはずです。検察が忖度したり、談合したりする組織に堕落したら民主主義は終わりです。今回の略式起訴をめぐっても自戒を繰り返してほしいと思います。
注目のコメント
衆院選を前に前経産相の不祥事が事件化したことは、政権にとって痛手となることは間違いありません。「政治とカネ」の問題は公正な社会をつくるルールの根幹にもかかわります。一方で、政治全体としてコロナ禍をどう克服するかという大きな課題に直面する今、政治が抱える問題はより複雑かつ重いものになっていて、選挙で有権者がどのような審判を下すことになるのか、そしてそれが結果にどう反映するのかは予測しがたいものがあるとも思います。