【必見】飲食店員からクリエイターに、遠回りを武器にする方法
コメント
選択しているユーザー
本日「日本草木研究所」の設立を発表されたHARKEN代表の木本さんのキャリア、ぜひ若いビジネスパーソンに読んでいただきたい内容です。
木本さんのファーストキャリアは飲食店。最も強みを発揮できるクリエイティブ職ではなく、接客業に1年ほど就かれています。
「今振り返っても、ファーストキャリアは、自分の人生において最も泥くさく、つらい時期でした。しかし、この1年半の“遠回り”の過程で獲得した思考回路こそ、クリエイティブディレクターとして仕事をするうえで、自分のかけがえのない武器になったと確信しています」
置かれた環境が理想と違っても、「やめてしまおう」とシャットダウンせず、「この環境だからこそできること」に頭を切り替えて行動すれば、オリジナルな武器を手にすることができる。
木本さんの過去からは、年齢を問わず参考にしたい、キャリアを育てる普遍的な考え方が学べると感じました。
注目のコメント
>現場に立てば立つほど、お客様への真摯な対応や、添加物を使わないスープづくりへのこだわりなど、スマイルズが社会に対してとことん誠実な会社であることが見えてきた
不本意な配属先の現場でも、自分にできることを模索して行動し続けたからこそ「「常に現場目線で思考する」という、クリエイティブディレクターとしての基礎をつくってくれた時期」にできてます。
異動を希望し続けるだけでなく、現場でできることを発揮していたから、「それなら異動させよう」という組織判断につながったと思われます。
いつになっても企画やマーケティングなどの華々しそうな部署を希望する学生がいますが、世の中や会社の強み弱みを知らずにできる仕事ではありません。不本意配属でモヤモヤして転職しても実績は得られません。与えられた環境で自分にできる価値を発揮し続けることを考えて行動することのほうが、経験も興味関心も活かせるよりベターな道なのだと思います。
仮に自分で考えた行動を許してくれない組織であれば、転職を考え始めてもいいのかもしれません。「文喫 六本木」好きです。
そして、このシリーズ、いいですね。
「遠回りをすることなく、1年目からデザインの仕事に就いていたら、この「現場目線」という代えがたい武器を身につけることはできなかったと思います」事業企画やアートディレクションを手がけるHARKEN。代表の木本梨絵さんのファーストキャリアはSOUP STOCKで始まりました。美大を卒業し、いきなりお洒落なデザインで有名な同社のクリエイティブ職に就けるのかと思いきや、最初の配属は店舗。
ギャップに葛藤する日々を送ったそうですが、のちにクリエイティブディレクターとして飛躍するため、この最初の1年半の経験が「かけがえのない武器になった」
と言います。
というのも、「他のスタッフよりも圧倒的に仕事ができないため、出勤がつらい」ほど接客業に向いていない。オペレーションに不向きだったからこそ、「常に現場目線で思考する」デザインやアイデアが出せるようになり、それが木本さんならではの提供価値になったからです。
苦手な経験も得意と組み合わせることで、これまでにないバリューが生み出せる。そんなことがわかる「元気になる話」です。