ビットコインを法定通貨に エルサルバドル大統領が法案提出へ
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銀行よりも安く送金できる、なんて言われていたこともありますが、それよりも価格変動や取引所でのスプレッドが大きすぎます。
それでも、エルサルバドルの「人口の70%が銀行口座を持たず」という状況であれば、手っ取り早い解決法なのかもしれまsね。
注目のコメント
ビットコインはナイジェリアなどアフリカなどで使われ始めていますが、今回の法定通貨にするという話は国家の主権にも関わる話なので驚きです。
メリットとしては、記事にもある通り送金の利便性やコストがあります。また、口座を持たない人々も金融システムに取り込める金融包摂も進められます。
但し、自国通貨ではないので供給量の調整ができないので金融政策の自由度が無くなります。また、ビットコインに関する技術的なリスクや環境面のリスク、そしてマネロンのリスクにも晒されることになります。
一番リアルなリスクとしては、ビットコインの価格リスクをとるということです。輸入をすべてビットコインで決済できないので外貨への両替が必要となりますが、ビットコインが暴落した場合には輸入インフレを導く可能性などがあります。米ドルであろうがビットコインであろうが所詮は自国外で作られた紙切れなり暗号なりの”仮想通貨“を自国の通貨として使うことに変わりないわけですが、米ドル等の通貨に対して値動きの激しいビットコインが価値の尺度、あるいは価値保存の手段としてどこまで一国内で機能するものか。社会実験が続きそう・・・ (・・
エル・サルバドルがビットコインを法定通貨にする流れは、急に降って湧いた話ではなく、2019年に、ビットコインを現金化しないことを条件に(=ビットコイン経済圏をつくる)、寄付されたことから始まり、その後のコミュニティーによる地道な活動によるものです。
普及を加速させたのは、Strike とういうビットコインのライトニングネットワークの技術を使った送金アプリです。
https://twitter.com/katakoto/status/1396610085258936321
>#LN 以前、NYのハウスキーパーがエルサルバドルの妹に送った$100は、中抜きされて$60に。ギャングがうろつくウェスタンユニオンまで命を危険に晒しながら毎週の生活費のため車で数時間の道のり
@ln_strike 後、$100が$99.80で瞬時に手元に
エルサルバドルでのアカウント開設は1日2万のペースで増加。
法定通貨として認められなくても、今後、米国から送金需要のある中・南米に普及するはずです。