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省エネという観点で電炉は有利。脱炭素のなかで高炉の環境コストが上がることが、電炉への後押しに。
鉄はとても面白い素材で、ちょっとした添加物などで特性が大きく変わる。その調整は、すでに色々な添加物が混ざっているスクラップを基にした電炉だと難しい。自動車などで使われるハイテン鋼は高炉が中心だが、電炉でも作ることは研究されている(下記)。
高炉は規模ゆえにコストが低い部分もあり、高級鋼だけを作っているわけではない。単一だけでなく全体の稼働率なども見ながら、またこういった高級鋼(高付加価値鋼材)の環境コストや代替手段、需要量などによっても玉突きで色々な影響が出てくる可能性があると思う(原油から精製を進めて余すことなく活用する石油化学コンビナートを閉じたりするか、と同じような議論)。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16583
中核のJFEチールは世界トップクラスの銑鋼一貫メーカー。粗鋼生産量は国内第2位。プラント関連や橋梁など鉄鋼関連のインフラ建設の他、商社も保有。
時価総額
1.66 兆円

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