海賊版読んでも取り締まり対象外?「漫画村」後の対策は
朝日新聞デジタル
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漫画村運営者に懲役3年、罰金1千万円、追徴金約6257万円。この取材、答えたけど載ってないんで(福井弁護士の写真がいいからOK)ここに書いときます。
著作権法違反と、犯罪収益の隠匿:組織犯罪処罰法違反による起訴状に近い判決。
判決文は「著作物の収益構造を根底から破壊し、文化の発展をも現実に阻害しかねない」と厳しく糾弾しました。
2018年4月に政府はブロッキング対策に言及して通信の秘密を巡る憲法問題も引き起こし、議論の末、総合対策を立てました。
リーチサイト規制や発信者情報開示などの法改正が行われ、正規版流通、啓発キャンペーンなど民間による努力も続けられてきました。
しかし、犯人を特定し、つかまえて罰するアクションが効果的かつ正統。海外の関係者との連携を含む当局の水面下の努力です。その結果が現れた判決です。
とはいえ今、漫画村を超える海賊版の被害が出ています。
対策の強化も求められています。ブロッキングの議論も再燃しています。
民間の努力とともに、行政(国際連携)、立法(著作権法など制度整備)、司法、三権による対応が必要です。著作権を無視した利用者には何らかのペナルティーが課されても仕方がないと、個人的には思います。SNSの誹謗中傷のように匿名で見つからなければ問題ないという風潮を崩さないと、善人の面を被った密室の悪人が野放しになるだけかと。