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NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。いま知りたい注目ニュースを、わかりやすい解説や当事者インタビューなどでお届けする。
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3メガ損保の一角である損害保険ジャパンを傘下に持つ。損害保険の収入保険料は国内トップ。介護・ヘルスケア事業やデジタル事業も展開。
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3.21 兆円
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複数ラウンドの種類株式を複合的に使ったセカンダリーマーケット取引なので、EXITでも、ダウンラウンドでも、時価総額の低下でもありません。
ABEJAとしては2015年くらいからずっと仕込み続けてきたABELA Platformの構想がかなり現実味を帯びてきたことを嬉しく思っています。
AIは幻滅期に入ったかという見方もありますが、業界内で粛々と事業を進めていた我々としては、いよいよ実装段階に突入し、PoCがゴールの状況から脱してきたと認識しています。
「ゆたかな世界を、実装する」というフィロソフィーを掲げていることでも明らかですが、"実装"に極めてこだわり続けているのが我々です。
SOMPOホールディングスさまとご一緒に、AIの社会実装を進めていけることを大変光栄に思っております。
(最近多くの方から「2018年くらいに聞いた岡田さんの話が今になってすごいわかってきた!」というコメントを頂いております。笑)
「安心でいたい、安全でいたい、健康でいたい」との世界中の人々の日々の普通の思いにSOMPOが事業を通じて応え続ける知恵を出すきっかけになることで「あらゆる人が自分らしい人生を健康で豊かに楽しむことのできる社会を実現すること」にお役に立てないだろうか。これなら万が一の時だけじゃなくいつも近くにいても良いはず。
これを「SOMPOの存在意義・パーパス」と定義しました。
このパーパスを実現するため、先月発表した3年間の中期経営計画では「新たな顧客価値の創造」を基本戦略の一つに据えました。そして、そのための最重要な仕組みは「豊富なリアルデータ、高度なデータ解析技術、パーパスに繋がるデータ活用アイデアと現場への強い関心や洞察力」のエコシステムを創り上げることだと考えています。
130年以上前に損害保険会社からスタートしたSOMPOは、豊富な自然災害、各種事故データに加え、日本最大級の介護事業から得られる「顔の見えるリアルデータ」を活用し、 具体的なソリューションをお客さまに提供する「リアルデータプラットフォーマー」として社会課題の解決に貢献していきます。パーパスを共有する多くの企業や団体にも是非このプラットフォームを活用していただきたい。
私は、10年前から「SOMPOは昔は保険会社だったんだってと言われるようになれたら素晴らしい」と言い続けてきました。
そして近い将来は、SOMPOはどんな会社?という質問があれば、「パーパス以外にはうまく定義できない会社」になることを目指したいと思います。
まずはリアルデータプラットフォーマーとしての具体的商品やサービスをできるだけ早く出していくための準備を進めています。
しかし、両社の当事者に取材を行うと、EXITではないことが判明。(当たり前ですが)両社がウィンウィンとなる戦略・狙いがありました。
いずれにせよ、保険や介護分野のイノベーション、すごく楽しみですね。
デジタルは既存4事業を包摂するものであり、5つ目のビジネスラインではない。
元々、保険事業は与えられた環境に基づく条件付き確率を精緻に分析する点に価値があり、AI等による解析とは相性がいい。
UX実現という顧客サイドと、デジタル技術による供給サイドの先鋭化を行えば、3大メガ損保の中で光る存在となる。
>>パランティア+ABEJA=?
SOMPOは各社のユニークさを引き出す協業をしながら、そこに別の協業先に入ってくるケースがでるとかなりおもしろそうですね。例えば、SOMPOとバランティアの事業にABEJAも入ってくるとか。
余談ですが、官民ファンドのINCJがこれに関与しているんですかね?2020年からめちゃくちゃ株式譲渡、EXIT機会の提供を求めているような気がします。
https://www.incj.co.jp/newsroom/news/
保険や介護というメイン事業に寄与するデジタルの活用かと思いきや、データを元にしたデジタル事業を志向しているんですね。
今後のビジネスは全てデータが基本であり、データを如何に活用できるかが企業成長の要ではありますが、そのデータそのものをデジタル事業として柱に据えているところが他の日本企業とはレベルが違う。
またCDO中心に日本企業にありがちなSIerへの丸投げも否定しているところが、素晴らしい部分だと感じます。
これからもSONPOの動きに注目ですね。