「格差は不当」と憤る人が気づいてない過酷な摂理
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今の世の中、さも格差が悪いもの、平等は良いものと評価されているが、果たしてそれが正しいのだろうか?
私が考える平等は価値のある生産を行なったものは、それ相応の対価を得られるという状態が本来の平等ではないかと考える。
文中で大富豪を例に説明されているが、確かにど貧民には不利な状況からのスタートにはなるが、やり方次第で大逆転が生まれる頭の使うゲームである。
そういう意味では現実よりはマシで、現実はもっともっと厳しい。ルールが決められていない中での創意工夫は本当に智慧がある人しかのし上がれない。
でもほとんどの人が文句を言うだけで智慧をつかっていないし、工夫もない。ゆえにど貧民になるべくしてなっているもの、いやなりたくてなっているものと判断しても良いのではないでしょうか?
私ど貧民ですが…。
注目のコメント
格差の本質が何なのか、データが明らかにしました。
実は、極端な格差は自然に生まれるのです。そこには、なんの理由もなかったのです。だから意識的に平等に近づける努力が必要です。
自然な状態は平準化されていて、何か原因があるから格差が生まれる、と考えるのと、自然な状態は極端な格差が生まれるのであって、何か意識的に行動しないと平等には近づけない、と考えるのでは、社会の見方が全く異なります。
その意味で、これは社会のあり方に大きな影響を与えると考えています。エントロピー増大は無秩序さが大きくなっていく事です。2色の煙を混ぜたら、煙分子は混ざり合って1色となり、二度と元の状態に戻らないような事を指します。
このシミュレーションではエントロピーが減少しているように思います。これは、シミュレーションのルールに法則性があるからです。金がたまたま多く集まった部分から、金が流出する確率が金の量に関わらず一定なので、流動性が下がり、周囲のマスは金が枯渇しているので金の流動性が上がるため、流動性の低いところに溜まっていくのだと思います。これは金の移動が金主体(黒点)ではなく人主体(マス目)としたルール設定が原因だと思いますsocial physics の分野だけでなくファイナンスのシミュレーションにおいても制限を設けないと最終的には対数正規分布に近くなりますね
その分布は上方にとがった、そして中央値が下方に寄った分布です。それを自然状態と考えるならば、そこから対策を考えることも可能になるでしょう