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アストラゼネカ製とファイザー製で接種率が59%に達したイギリスは、接種が進むに従って新規陽性者数が減り、インド型変異株で最近反転増加したものの、人口100万人あたり1日平均42人程度にとどまります。
https://covid19.who.int/region/euro/country/gb
他方、中国製ワクチンを多用するバーレーン、チリはそれぞれイギリス並みの58%、57%の接種率に達するものの、人口100万人あたり1日2409人、348人日と未だ多いこともさることながら、新規陽性者数がワクチン接種で減る気配が見えせん。
https://covid19.who.int/region/emro/country/bh
https://covid19.who.int/region/amro/country/cl
科学的な手法で当初の感染を見事に抑えた台湾は、たとえ政治的動機がなくとも、中国製を入れたがらないんじゃないのかな・・・
我が国は承認しながらリスクを恐れて使おうとしないアストラゼネカ製のワクチンですが、効果があって扱い易いことは明らかです。日本政府は3月までに3000万回分、その後9000万回分の供給契約を同社と結んでいるはずで、人口2400万人の台湾に供給するに十分な量でしょう。台湾に供給するにはアストラゼネカ社の同意が契約上必要なようですが、ビオンテック社からの供給を契約で阻止したと伝えられる中国は、今後どのような形で各所に圧力を掛けようとするものか (・・;