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アステラス製薬、早期退職募集=450人、3年ぶり

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    慶應ビジネススクール 教授

    これもコロナ(による面談回避)とエムスリーの玉突き影響だろうか。だとすれば他の製薬会社も同じことが起きても不思議はないと思います、
    https://corporate.m3.com/service#m3


  • WithMetis 代表取締役 理学博士(物理学)

    短期ではベシケア(過活動膀胱薬)の特許切れや、セレコックス(消炎鎮痛薬)の販売契約終了の影響ですが、長期では製薬業界全体のMR(医薬情報担当者;製薬業界の営業にあたる)の余剰という問題があります。
    製薬業界は、(従来からの)ブロックバスターモデルの終焉や、ジェネリック医薬品の普及、エムスリーのような医師への情報提供を行う会社の成長により、MRの人数に余剰感がでています。ちなみに欧米では、MR人数の削減は、2000年代から始まっています。
    ブロックバスターモデルとは、90年代や2000年台は、高血圧、高脂血症といった生活習慣病など患者数の多い疾患について、大量のMRを雇って営業し売上をあげるというビジネスモデルのことです。このようなビジネスモデルに依拠していた理由は、1つの医薬品で数千億円から1兆円程度の売り上げが上げられていたからです。そして、当時、生活習慣病のような患者数の多い疾患に対する薬が大きな売り上げを担っていました。しかし、欧米では、2006年のファイザーのトルセトラピブ(高脂血症薬候補)の開発中止に象徴されるように、このようなモデルは陰りをみせていました。日本では、遅れはありましたが、2010年代も後半に入るとやはり限界は目に見えて明らかになりました。アステラスでは国内主力製品のミカルディス(高血圧薬)の売り上げは、特許切れ直後の2017年には、前年の半分に落ち込みました。これはジェネリック医薬品の普及も大きく影響しています。

    エムスリーは、国内の医師の約80%、25万人以上の会員数の持つ医療ポータルm3.comを運営している企業で、従来までMRが、直接出向いて提供していた医薬品の情報をインターネットを通じて提供しています。大幅な営業費用の削減ができることから、急速に売り上げを伸ばしています。
    (リンク先では、(2015年の段階の記事で)時価総額は、上場時の15倍でインターネット業界で、ヤフー、楽天に次ぐ3位とあります。)
    https://healthcareit.jp/?p=82
    これらの要因によって、MRの余剰感が高まっているわけです。

    ブロックバスターモデルも生活習慣病などの患者数の多い疾患を狙うというものから変化してきています。また、MRについては、専門性をもった人材(ガンや希少疾患などへの質の高い情報の提供)へと需要がシフトしています。


  • LEO Pharma Senior Director, R&D Asia-Pacific Hub

    大手製薬会社から優秀かつ創薬開発経験のある人材が放出されることが、バイオテック・ベンチャーの活性化・質の向上につながる。
    この現象はアメリカの西海岸・東海岸でも明らかで、アメリカのバイオテックの成功を牽引している重要な要素です。日本の武田薬品の研究所再編でも起こりましたし、今回のアステラスの早期退職にも期待しています。
    今後も製薬業界にいる優秀な人材の流動化と、それに伴うバイオテック業界の活性化がどんどん起こって欲しいものです!


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