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「情報の量と考える量は反比例する」我が社でいつも言っている言葉です。
一次情報であっても集めれば良いというものではない。
企業分析などをする時に往々にして起こるのが、「あれもこれも・・・」と情報を集めて分析したような気になることです。特にアナリストという人種は「情報を集める」事が好きだし、また得意でもある。
しかし、結果の8割を決定するものは、重要な2割であることを考えると、自分なりの仮説を導く時に重要なことは、どうでも良い8割の情報を「捨てる」ことだ。
一次情報に当たれ。僕もたくさんの先輩経営者に同じ言葉をもらった。

お金の流れを理解するとは、事業をメタ認知するということ。

役立つ情報が、りんごの成長の中で、自然と語られて、深く理解できる。
一次情報に触れることはものすごく大事。SNS時代に触れる情報はほとんどが一次情報ではなく誰かがまとめた目的を持った情報、というのはその通り。まとめた情報だけではなく、一次情報もみながら、最後に一番大事なのは思考する力。一次情報は1つではなく無限にある。その一次情報をどう組み合わせて、新しい思考や可能性を導き出せるか。

視点や課題を発見できる思考力が起業家だけではなく、あらゆる分野で大事になっていると思う。あたりまえこそ疑う、多様で異なる価値観をいかに持てるか。


関連したnoteを以前書いてるので、興味がある方はこちらも↓
【SNS時代の考える力】情報過多にどう向き合い思考力を養えるか?
https://note.com/201707/n/ncc06a8faf5bb
スタートアップル!第3話「私の頭じゃ無理だって」から、毎週日曜更新です。

本編では、1週間で決算分析を体得するべく、りんごの挑戦が始まります。その奇策とは?

前編をまだ読んでない方、もう一度読み返したい方は、↓からどうぞ!

【第1話】成績ビリの私が「最高の起業家」になる物語
https://newspicks.com/news/5886210

【第2話】お前は必ず起業に「失敗」する
https://newspicks.com/news/5886562
個人的には、財務諸表も、ニュースもHPも一次情報だと思っている。なぜなら発信者の意図自体も情報だから。ただそのなかで、
①意図の入りやすさや見抜きやすさ
②意図を取り除くために、複数見て考える・疑うこと
③その時間を作るために、重要な情報を早く見抜いたり、効率的に論点を絞ること
が重要だと考えている。

【①意図の入りやすさや見抜きやすさ】
財務諸表で「Profit is opinion, cash is fact」という言葉がある。利益は見解、というのは、損益計算書は例えば売上計上時=モノやサービスが売れてはじめて使ったおカネも費用とするから。例えば、倍の量を買えば価格を25%下げると調達先と契約した場合、その年の原価は25%下がる。でも売れていない部分は在庫が残り、翌年残りを売れなければ、それは破棄するしかなく、特別損失となる(お化粧のためのものと、目論見が外れてという両パターンある)。この場合は在庫が増えるので、仕組み・原則を知っていれば見抜きやすい。色々なパターンは下記のAkiさんの記事に詳しい。
あとは、財務諸表は監査されているとか、東証など証券取引市場のルールによってこういう開示が求められているなども、仕組・原則から確からしさを上げられる。
https://newspicks.com/news/3932314

【②意図を取り除くために、複数見て考える・疑うこと】
同業界との比較が主。同じ業界の企業と傾向が違えば、強みがある。だから「ここが強み」と言っていても、それが結果に出ているかをまずチェック。併せて、今後結果に出てくる可能性もあるから、そうなる場合はどういう場合だろうと具体的に考えていく。
でもこれはあくまで会社の見解や、その情報を基にした自分の見解で、「事実」ではない

【③その時間を作るために、重要な情報を早く見抜いたり、効率的に論点を絞ること】
財務諸表の特性や、業界ごとの特徴、業界を超えた成長フェーズごとの重要論点などを知って使えているか。①・②の繰り返しの蓄積で、ここを見ればいいとか、何かおかしいという違和感への気づきが早くなる。
情報は、増えることはあっても減ることはない。情報の海から欲しい情報を探すスキルも重要だと思うが、その海におぼれないために様々な情報から必要な情報を抽出するスキルの重要度が上がっていると思う。
コロナもね、もうメディアのニュース見るのはやめて、専門家会議の資料見ていた方が、役に立ちます。(厚労省ホームページに毎週アップされています)

出来ないことは人に頼るのも大事ですが、じゃあ自分は何が出来るのか、と考えるのも大事。人に頼るだけだと単なる搾取マン、よっかかり人生。自分しかできない、あるいは、『こいつは、これをやらせておいた方が、決算書よませるより良い』と思われる何かがあるなら、『決算書はこっちで読んでおくから』と、周りも助けたくなるわけですよね。
企業のお金の状況を理解するために、決算書が読めることは前提の能力になります。

決算書のおおよそを理解できるようになる最短の勉強は、複式簿記の基本を理解することで、それは簿記三級水準の知識になります。

大学の商学部や経営学部を卒業した人が決算書が読めるのは、たいてい簿記三級レベルのテストに及第点を取らないと卒業ができないからです。

そして、私のような自堕落な学生でも、前提知識がない状態から1週間ぐらい本気で勉強するとことで、この水準はクリアできていました。

巷に参考書は満ち溢れているので、自分に合ったテキストを見つけて、本気を出せば1週間での習得は問題ないはずです。
決算書も有価証券報告書も、スルメだと思っていた方が良いです。
→噛めば噛むほど味が出る

私に読めない決算書はない!と過信していたのは、公認会計士になって10年目くらいかな。
その後は事業会社の裏側まで分かるような仕事が増えて、再びスルメ度が上がっています。
今回ちょっと微妙です。なんか、どこかで聞いた「やさしい会計」の漫画版になってしまわないか心配。
BSやPLが読めると仕事はわかるし、人生も楽になる。
日々の生活では、PLよりCFの方が大切でしょう。

財務の理解も、一次情報に接するということも、人に振り回されないようになるという意味では、人生のコツのようなものかもしれません。
この連載について
スタートアップ(新規事業)を志す主人公の山川りんごが「数字=決算書」を理解することの大切さを体得していく物語。現役の某GAFAセールスリーダーである異色の新人マンガ家・水野ジュンイチロ氏が、ビジネスの核心を描く。