ファーウェイ、「Harmony OS」スマートウォッチ、タブレット発表。過去発売スマホも順次サポート
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ハーモニーOS2.0がリリースされました。年内にも3.0と急ピッチでメジャーアップデートを重ねる計画です。ただどこまで普及するかは未知数。
というのも、シャオミ、OPPO、VIVOなど大手中国スマホメーカーは独自のカスタム・アンドロイドOSを持っていますし、自社スマホを軸としたスマート家電エコシステムを構築しようとしているので、ファーウェイと手を組むメリットがないためです。
ポイントはスマホではなく、スマート家電向けの組み込みOSとしてハーモニーがどこまで普及するか。中国大手家電メーカーがハーモニー採用機種を発表していますが、この分野でもLinux/Androidに加え、BATも以前より参入しています。激烈な競争となるでしょう。ただ長いだけで、肝心のOSについては特に技術的な詳細は語られず、スマートフォンは画像が出てくるだけ。結局、Harmony OSはどんなものか分からず、なんというか期待はずれな内容。
android臭を隠して、androidフォークであることを難解にする為の発表。
androidのアプリをインストール出来るのであれば、それは独自OSという形のandroidフォークと言って良い気がする。EMUI 12で構わない。
全編、iOSを徹底的に意識したプレゼン。
ただ、回り回って、それってもうSamsungじゃないの、と思えた。
発表されたMate Pad Proも、HuaweiはiPad Proを意識してそうだけど、コンセプトも含めて、Huawei版のGalaxy Tab S7+みたいな感じ。
他社が中国内で採用する可能性は高くても、国外でandroid OSを捨てて、Huaweiと心中出来るだろうか。Harmony OSを搭載すると、取引を制限されるといった懸念はないか。
Huaweiとしては、シェアが少なくてもApple的なポジションを築ければ、エコシステムを持続できるという感じであっても、他社が気軽に搭載してくれるOSになるには課題が多そう。たぶん数年でアンドロイドに追いつく。そしてライバルになる。むしろアンドロイドのお客様のままでいてくれた方が間違いなく長期的にアメリカの利益になった。
トランプの短視眼的な政策がアメリカの長期的利益を傷つけ中国を利した、いまひとつの例。