[ベルリン 2日 ロイター] - ドイツのIFO経済研究所が2日発表した5月の同国自動車業界の業況指数は36.6と、前月の23.2から上昇し、2018年9月以来3年ぶりの高水準を記録した。

ただ将来の見通しでは、受注残、生産、輸出の期待指数が全て低下。企業幹部が需要と生産の伸び鈍化を見込んでいることが示された。

IFOのクラウス・ボールラーベ氏は「足元の業況は非常に良好だが、おそらく半導体不足が原因で、暗い雲が再び垂れ込めつつある」と述べた。