[1日 ロイター] - 暗号資産(仮想通貨)交換所大手の米コインベース・グローバルは1日、アップルとアルファベット傘下のグーグルの決済アプリにコインベースが発行するカードを追加できるようになったと発表した。これにより、アプリを通じて仮想通貨で商品を購入できる。

保有する仮想通貨が自動的に米ドルに変換され、その資産をコインベースカードを通じて商品購入やATMでの引き出しに利用できる。また、同カードを2社の決済システムで使用すると、仮想通貨で還元(リワード)を得ることもできるという。

米決済サービス大手のペイパル・ホールディングスも仮想通貨による支払いサービスを開始しており、こうした動きは仮想通貨の日常的な利用を大きく後押しするとみられる。