[東京 1日 ロイター] - 加藤勝信官房長官は1日の閣議後会見で、新型コロナウイルスのワクチン接種を加速させるため、21日から企業や大学などでワクチン接種をできるようにすると発表した。

加藤官房長官は、接種するモデルナ製のワクチンについて「かなり持っている。峻別しなくても(企業や大学の)要望があれば発送していくことは十分に可能だ」と述べた。

高齢者への接種が早期に完了する見込みの自治体では、自治体の判断でさらに時期の前倒しも可能になる。加藤官房長官は、6月中旬くらいから職域での接種を始めるところが出てくるとの見方を示した。