QBハウスがコロナ禍でも「客を離さない理由」 秘密はビジネスモデルにあり
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QBハウスは過去、オリックス→JAFCO→インテグラルと経営権が移転しております。その過程のLBO等でQBハウスのBSには150億程ののれんが載っています(QBハウスの資本が約100億なので、過大感は否めません)
IFRS適用会社なので、償却する必要はありませんが、仮に海外を中心に客数の減少等の影響によりキャッシュフロー回収に疑義が発生した場合、のれん減損というイベントが発生するかもしれません。
また現金商売ゆえに21年3月時点で預金は42億(売上の約3ヶ月分)ありますが、意外と借入も多くて約130億もあります。
流動資産が54億に対して流動負債は78億。この記事の内容に反して意外と苦労している企業だと思います。
注目のコメント
いろいろと分析はあると思いますが、1000円という価格破壊や10分という分かりやすさは入口で、一番のキモは陰キャ市場を取り込めたことだと思いますよ。つまり僕です。
正面にモニターが設置されててずっと眺めてれば終わるとか最高ですよね。「1000円10分」という切り口だけ真似してる競合はここが全く分かってない。
散髪なんか苦痛なんだ!1分でも早く終わらせたいし、できればひとことも話したくない。QBはそこがわかってる。QBの理容師さんから世間話されたらソッコーで行くのやめます人は髪が伸びるとどうしても切りたくなる。自分で切ってるのはごく一部ですよね。
コロナ禍やオンライン化の影響を受けにくいビジネスのひとつでしょうか。
過当競争の業界と言われて久しいですが、実はビジネス基盤は強いのかもしれません。
多少は来店サイクルは伸びてると思いますが、生活必需と言っても良いのでは。一時期休業要請の対象にするか検討されていたと記憶してますが、困りますよね。
理美容室でクラスターがたくさん発生してるとは聞かないので、各店感染防止にも尽力されてるのでしょう。お客さんとの距離は近いですから。非常に面白い分析記事。
単価安かろう、出店土地単価が高かろうが、自分達のコアな強みと、ニーズに沿っての店舗戦略で、絶対真似できないユニークな強みが構築されてる、
シンプルに自分達の強みを活かし切る事がいかに重要か。
特に、出店場を決める理由はとても勉強になる。
『また、駅ナカでも特にトイレの横に隣接している場合が多いのが特徴です。理由は「トイレで鏡を見て『(髪が伸びてきたため)そろそろ切ろうか』と思った直後に、QBハウスが目に入るようにするため」と公式に明かされています。顧客の心理導線を踏まえての立地作戦といえるでしょう。』