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中国は2022年に独自の宇宙ステーションを完成させるとしています。現在、各国が使用しているISS(国際宇宙ステーション)は、延命措置をとりましたが、それでも2024年には寿命を迎えます。それ以降は、中国の宇宙ステーションだけが宇宙に浮かぶことになります。
中国は、宇宙ステーションを各国の宇宙における研究等に開放するとしていますが、各国は、宇宙における研究等がしたければ、中国に依存せざるを得なくなるということです。ロシアは、その状況を嫌がり、国際宇宙ステーションに接続しているロシアの構成部分を宇宙に残して運用すると言っています。
中国の有人宇宙開発は、1992年9月21日に決定された「921工程」という三段階の発展戦略に基づいて行われています。その基礎は、1986年に鄧小平氏が指示した「863計画」です。中国の宇宙開発も、人民解放軍の発展と同様、1980年代半ばの鄧小平氏の指示に基づいて実行されているのです。
第一段階は、有人宇宙船による宇宙往復の初歩的・実験的段階であり、第二段階は、宇宙船と宇宙ステーションのドッキングおよび宇宙実験室での短期滞在です。ここまではすでに達成されています。
第三段階は、長期滞在型「天宮」宇宙ステーションの建設であり、2022年までに完成させるというのです。中国は、宇宙ステーションの巨大なペイロードを、深宇宙の開発拠点および軍事目的のために利用しようとしているとも言われています。実際に武器等が搭載されなくとも、各国に対する中国の政治的影響力が高まることは間違い無いでしょう。
中国の有人宇宙飛行のシステムはおおよそロシア式を踏襲しています。

アメリカ側の宇宙ステーションのモジュール(日本、ヨーロッパを含む)は、いわば単なる「箱」でした。それ自体では宇宙を航行できないので、スペースシャトルで持って行き、宇宙飛行士が手動で組み立てる必要がありました。

一方、ロシアの宇宙ステーションはそれぞれのモジュールに推進系と太陽電池パネルが付いており、単体で独立した宇宙船として機能します。無人で打ち上げたのち、自動で宇宙ステーションに航行し自動ドッキングします。宇宙飛行士による組み立て作業は不要。しかも宇宙ステーションのリブーストにもモジュールのエンジンを使えます。実は、国際宇宙ステーションのリブーストもロシア側に頼っています。

そんなわけで、私見ですが、僕はシャトルを前提としたアメリカ型よりも、ロシア型の方が設計思想として優れているように感じます。

中国の天宮もおそらくロシア式。そしてこの補給船も、情報はありませんが、ロシアのプログレスと類似したものなのではと思います。

追記
プログレスとは全然違うものでした
https://twitter.com/SpaceGirlLina/status/1398920533626920964/photo/1
規模感はこうのとりとだいたい同じですね。
中国の宇宙ステーション建設、当初の予定からは若干遅れているとはいえ、着々と進んでいる。かつての米ソ宇宙競争は同じスタートラインからの競争なので一刻を争ったが中国は時間をかけて着実にアメリカに追いつこうとしている。
いままでアメリカ主催の宇宙ステーションには中国人を入れなかったが、
今度は中国のステーションにはアメリカ人も入れないそうだ。
光はケロシン・液酸ですね.
落ちてくるやつ