成田空港会社 昨年度決算 民営化後初の赤字 新型コロナ影響
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2016年に「空港民営化元年」となり、各空港が民営化されてきました。
関空:オリックス
高松空港:三菱地所
北海道空港全域:三菱地所や東急などのコンソーシアム
などなど。
まさかあのとき、コロナがくるとは誰も想定しておらず、民営化後の赤字空港は多く出てくることでしょう。2020年度の決算で初の赤字。要因は旅客数の減少で前年度比93.2%減でしょう。
19年度と20年度の違いを見てみると旅客からの使用料だけでも激減しているのがわかります。(国際線だと2500円ほどとられるもの)
395億円⇒20億円
決算発表資料は以下をご覧ください。
「2021年3月期(第17期)決算」(2021年5月27日)
https://www.naa.jp/jp/ir/pdf/210527_kessan.pdf
その他の時期の決算資料はこちら。
https://www.naa.jp/jp/ir/kessan_setsumei.html
旅客が払う空港使用料についてはこちら。
旅客サービス施設使用料(PSFC)および旅客保安サービス料(PSSC)
https://www.narita-airport.jp/jp/faq_ask/psfc
大人:2,660円
過去の推移は下記のブログがわかりやすいです。
成田国際空港 売上高と業績推移のグラフで財務諸表の内訳を比較分析 2019
https://gurafu.net/jpn/narita-international-airport空港内テナントに入っている企業の売上を見ると、やはり稼働率と同様の売上減少に。足元商圏の集客強化に取り組む空港会社は多かったですし、今後も緊急事態宣言後には仕掛け加速しそうです。