経産省主導でソニーと台湾TSMCが半導体合弁構想、熊本に1兆円新工場
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注目のコメント
1兆円という規模を考えたときに、イメージセンサーだけなのだろうか?
昨日、①でコメントしたが、ソニーの半導体の3年設備投資計画は7000億円なので、かなり大きい。そして車載というキーワードや20-40nmという線幅、そして政府・経産省のサプライチェーンリスク文脈を考えると、センサーとマイコンを両方考える、とかはないのだろうか?
記事末尾の地図にもあるように、熊本にはルネサス川尻工場もある。また熊本から阿蘇のほうに向かってドライブしていくと、TELやHOYAの工場など、半導体サプライチェーン関連企業の工場群がある。また、記事だと「ソニーG・TSMC熊本工場(構想)」となっているが、既に熊本にはソニーの製造工場がある(地震時の被害が大きかった、ロジックではなくセンサーだから入れていないのかもしれないが…センサーだと長崎・大分にもあり、ロジックは鹿児島だけだったと思う)。
昨日の日刊工業の原文報道は②。
①https://newspicks.com/news/5879094
②https://newspicks.com/news/5878794最先端プロセスではないロジックの回路。
おそらくソニーの積層型イメージセンサーのロジック側を生産するのでしょうね。
投資規模の分散と生産減小時のリスク担保で合弁を選択したのかな。
イメージセンサー自体はアナログ技術で生産工程も独自性が強いので、合弁に出すことは考えにくいと思います。