グーグル、医療用アルゴリズム開発へ 病院運営大手と提携
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原文リリースを読むと、Google Cloud PlatformとGoogle Cloud Healthcare APIのインフラを利用する、と理解できたのですが、アルゴリズムを共同で開発するというとミスリーディングかもしれません(詳細の内容には触れてないのでわかりませんが)。COVID-19の環境下で業界におけるデータの相互利用を促進する役割りをプラットフォーマーがになっていけるといいですね。
https://investor.hcahealthcare.com/news/news-details/2021/HCA-Healthcare-Partners-With-Google-Cloud-to-Accelerate-Digital-Transformation/default.aspx
注目のコメント
HCAヘルスケアは、米国テネシー州に本部を置く、営利型として世界最大の米国の病院運営会社で、事業のロケーションは主に米国と英国で、米国20州と英国での一般病院、救急病院、精神病院、リハビリ施設、独立型手術センターなど病院および医療施設の運営を手掛けています。
この企業と、アルファベットが協業を行うことのインパクトは非常に大きく、米国と英国における経営自由度の高い医療制度とあいまって、医療+ITの可能性が広がります。インパクトの大きさから、経済指標(株価等)に与える影響も大きいでしょう。
日本では、営利型の医療施設の開設自体が禁止されているため、医療の産業化がほとんど享受できない環境にあります。現時点でもそうですが、アジア諸国を含む世界の「サービス型医療事業(営利事業)」の可能性から取り残されます。アマゾンもアップル、マイクロソフトもですがテック企業がこぞってヘルスケアのサービスを本格化してきています。日本は機器のシェアはあるはずが、データ活用ではシェアはなく、携帯電話と同じような逆転現象が起きそうです。日本国内の規制が厳しいのであればシンガポールでも外でサービスを作っていくしかないのでしょう。本来ならここで省益を越える議論が出てきて欲しいのですが