都立高合格点の性差「裁判耐えられぬ」 危機感足りない都教育界
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同じ偏差値レベルならば、内申点は女子の方が平均して2−4ポイント高いです。逆に同じ内申レベルならば、偏差値は男子の方が同程度高いです。これは模擬試験の平均点が男子の方が高いことからも明白です。つまり、中学校の内申点の付け方が「女子偏重」なんです。そこがまず源流にある問題です。定期テストが同じ90点でも、男子Aは「3」女子Bは「5」。でも、男子「A」の偏差値は70、女子Bは「60」なんてことは普通のことです。ごくごく普通。ただし、男子で偏差値40を切るようなゾーンの子は、多くが「無勉強地帯」になるので、この資料のようなことが起こります。ですからこれは、特殊ケース。
内申点の付け方を変えないと、根本の不平等は改善されません。この問題は性差の問題ではないです。性差の問題にしたいのは毎日新聞。興味深いケースですねぇ、マイノリティグループの学生さんを何とかして増やさねば (女性とアフリカ系の人数が主な指標です) 、とDEIで大騒ぎのメリケン大学STEM学部の教員としては グループ毎に人数quotaや目標値を設定し、他の指標 (ここでは試験点数)より重みをつければ、他の指標に差がでるのはごく自然ですねぇ なので、そもそも公平 (equity)・平等 (equality) の名の元に何を目指すのか、というプリンシプルが問われますねぇ (ちなみにDEIのEは equity ですよ コレ、ごっちゃにするとハナシもblurrに)
教育現場での gender+racial ダイバーシティ確保は、教育の質を向上する、というのがメリケン大学全般でのプリンシプルですが、 そこでの十分なダイバーシティの指標として、メリケン国民の男女分布、人種分布が使われる事が多いですねぇ 仮にそのアナロジーをここに適用すれば(是非は別議論で) 、ニホン国民の男女分布に近い人数 quota 設定をするのが妥当、その結果起きる他の指標(ここでは合格点数)の格差はある程度仕方がない、という判断もできますねぇ、アジア系学生のアイビーリーグ入学基準が他人種より厳しい (ようだという)事を是とする議論↓と同様に まあ、ニホン高校とメリケン大学はイロイロな点で違う、という一面もありますが
ご参考
https://newspicks.com/news/5648641
「「男女という区分けではなく採点で公平に評価してほしい」(保護者)
「男子なら合格できたのに、女子だから合格できないというのは不公平感がある」(都立高校長)
「男女別定員制は廃止してもよい」(中学校長)
検討委の委員長だった都教委の宇田剛教育監(当時)は議論を総括し「何らかの形で不公平・不平等の解消を行うよう検…」