変われる企業、変われない企業。「グレート・リセット」がはじまった
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本気でグレートリセットを行うなら、それは脱成長&脱資本主義。
ポジティブに労働時間の削減、富の再分配を推し進めることになります。
その時真っ先に不要になる業種はマーケティングとかコンサルとかだと思いますけどね。
最悪なのはSDGsなどという絵空事をコンサルがこねくり回し、地球環境も経済もどっちも救えない所まで行ってしまうこと。
注目のコメント
今回、グレート・リセットについて取材して、一番心に残ったのが「経済合理性のリ・デザイン」です。
SDGsは大事だ、ESGは大事だ。
わかっていても、儲からないなら、ビジネスとしてなかなかその方向には向かえないですよね。
それを、ビジネスとしての合理性=儲かる仕組みもデザインするから「経済合理性のリ・デザイン」。
これができたら、世界が変わる!
「ユリイカ!」と言いたくなる取材でした。
いや、私が発見したわけじゃないんですけど(苦笑)10年に一度くらい、こういう波が来る。
10年前もリーマンショックの後で、株主資本主義からステークホルダー資本主義への脱却が盛んに唱えられ、マイケル・ポーターが「CSRからCSVへ」と言い、BPOとかESGとかのコンセプトが流行った。政府は企業や市民がソーシャルインパクトの担い手になるのだと「新しい公共」を掲げ、社会起業家が注目された。
ちなみに、当時80歳のドラッカーが営利企業も非営利組織のマネジメントから学べることがあると「非営利組織の経営」を書いたのは1990年で、ちょうど20年前くらい。
つまり、特に新しいコンセプトではない。危機が過ぎれば大半の人からは忘れられ、また次の危機が起きると注目が高まる。人類は何週もグルグル回り続けている。
ただ、地球温暖化や環境破壊により我々の生活に甚大な影響が出るまでのタイムリミットは刻一刻と近づいており、従来の資本主義が生みだした格差と分断は多くの国に不安定さをもたらしている。
今度こそ、根底からのグレートリセットがなされるといいなと思う。というか、そうしないと色々間に合わない。グレートリセットに照らし合わせ、今まで自社が標榜してきたこと、取り組んできたことは実は株主資本主義でなくステークホルダー資本主義であると気づいた日本の企業は多いと思う。
一方で『それをステークホルダー資本主義のキーワードであるサステナビリティの文脈に照らし合わせ、事業ポートフォリオを再構築するのが、グレート・リセットの最初の一歩』
これがまだまだと気づいた日本の企業も多いと思う。
思い十分、これからは実践。