[ロンドン 25日 ロイター] - JX石油開発は、英領北海に保有する石油・ガス資産を売却する意向だ。北海最大規模の石油・ガス田の権益も含まれており、売却額は最大で15億ドルとみられる。5人の銀行筋が明らかにした。

JXは今回の資産売却にあたり、バンク・オブ・アメリカと英カーク・ラブグローブをアドバイザーに起用した。売却資産には、英BP、仏トタル、ノルウェーのエクイノールとそれぞれ提携して進めている三つの開発事業(アンドリュー、カリーン、マリナー)の権益も含む。

トタルによると、カリーンの埋蔵量は3億バレルで、英国のガス需要の5%を賄える規模。