セブン、コロナで反省 標準モデルの店舗戦略通用せず 店作り、立地別の対応急ぐ
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注目のコメント
CVSの勝利の方程式は、今まで良い意味でも、悪い意味でも、オフライントラフィックの変化を短視眼的に捉えるスキルであったように思う。
しかし、コロナ禍においては人流(オフライントラフィック)そのものが抑制されているので、その強みが発揮しきれない。つまりPUSH型の人流に依存しているビジネスモデルに依存していることの弱みが露呈したと言える。
もう一つの強みは、単価は低いが強い商品力で、お客様を吸引するPULL型人流の作り込みだった思う。
これらの強みを抜本的に捨てる必要はないが、これからは、BO付加価値の高いサービスや商品をBOPISやデリバリーで提供する新たなPULL型人流を生み出す力が求められるでしょう。さらにはそれらえお優れたブランド力、体験作りに昇華することも必要でしょうね。
このような力をつければ、またコンビニは成長路線に戻ると思います。
他の小売業も今のCVSを引き続きwatchして、次の一手を考えた方が良い。他人事にしていると、今勝ち組の小売業も、コロナ後に足元を救われることになるでしょう。うーん、セブンの既存店売上高は2020年度通期で97.6%、今年3、4月の2019年比でいずれも99.8%。他2社は別としても、セブンは苦しんでいるとまでは言えないのでは?
巣ごもり需要向けに酒類や冷凍食品を増やしたり、そこそこ対応できていた印象です。
https://www.7andi.com/ir/financial/monthly_highlight.html一般論ですが、個店ごと品揃えを変更すると、本部全体での品揃え数はだいぶ増えます。そうすると単品あたりの販売数が減るので仕入額が上がります。品揃え数が増えることでの管理コストも増えます。単純に粗利率が下がる結果につながります。
まぁ、粗利率がいくら高くても、売れなきゃ意味がないので、良いかとかと。
何事も確固たる標準があるから、管理ができます。標準を捨てると、全てが変わるので、大変は大変だと思います。