共通テスト、6教科8科目案検討 「情報」追加、25年から
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共通テストに情報科目が設置されることにより、これから保護者の中には「受験で使うんだからプログラミングやっておきなさい!」と思われる方もいらっしゃるのだろうと思いますが、たいていのプログラミングスクールで学べる内容ではこの試験問題は答えられないと思います。情報処理学会が作っている装丁問題をみると、情報科学的な問題やアルゴリズムの問題なので、プログラミングで何かを作れることと、この試験をパスできることは完全に一致することではないと思っています。となると、今度は情報科学を教えるスクールが出てくるとは思うのですが、内容はかなり高度なので先生の確保が大変、よって教科書に出てくることをただなぞるといった全く創造的でない授業が生まれそうだなという危惧はあります。
個人的にはプログラミングで何を作ったのか評価できるような入試スタイルがあってもいいと思っています。結局入学した後は本人のやる気次第で大きく変わってきます。どんどんやってみるべきです。テストを変えることが、教育を変えます。結局のところ。ただ、例によって朝日とかのあげ足取りによって潰されそう。共通テストではなくて、学校ごとに個別試験で取り入れていく方が早いです。一橋とか、早稲田の商学部あたりがさっさとやってみればいいと思うのです。
情報という教科の扱いには教員個人や学校ごとに温度差があります。情報リテラシーに踏み込む教員もいれば、学校によっては単なる情報ツールに使い方に終始するところもあります。
何より情報科教員は数学科の免許を持ちつつ、いつかは数学教員に移りたいと考えている方も少なくありません。
教科の専門性に疑問があるのと、もしかしたら情報科が単なるツールの利用方法を教える科目として捉えられているとしたら、共通テストにはまだ早すぎる気がします。