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建築や文化的価値からの、若干原理主義的になりがちな保存の視点と、経済ビジネスのリアリティー側からのどうしても数字に表せる指標だけに偏りがちな評価の世界と、なかなか共存は難しいですね。

それらを融合する可能性を提示するのも、建築界の責任と考えているので、こんな提案を勝手に公開しています。今から解体を覆せることははないかもしれませんが、今後のアプローチへの一石になればと。


「東京海上日動ビル」保存改修計画 noizがプロポーザルを公開
AXIS Web magazine
https://www.axismag.jp/posts/2021/09/410160.html
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不動産ビジネスの「床の呪縛」が、常に床を作り続けないといけない、そして超高層ばかりできる原因だと思います。しかし、ライフスタイルが変われば、その床の価値が保たれる保証はなくなります。

例えば新規に床を作るのではなく、用途も自由に変換できる既存の空間をネットワーク化し、その中で住む、働く、学ぶ、遊ぶを自由に動き回れるサブスクリプションモデルをつくり、そのカルチャーを付加価値にすることも一つだと思います。

つまり新規に床をつくっても引っ越し合戦が起きているだけで、そこで貸せるキャパシティは限られています。そこを多数の人が自由に出入りできる環境を用途を超えてネットワーク化することによって、キャパシティ以上の収入を得ることができ、床単価に左右されにくくなる可能性があると思います。

ウィワークなどオフィス環境では似たような動きが出始めていますが、それをもっと用途の垣根を越えたネットワーク化が不動産ビジネスの主流になれば、また新しい都市の魅力が生まれると思います。
近代建築が解体され続けることに残念な気持ちはありつつも、、建築業界側にもその要因はあると考えています。本記事もそうなのですが、不動産や経済を短絡的に悪と捉え、文化財としての「保護」や開発への「反対」しかソリューションを提示できていなかったことが問題だったのではないかと考えています。経済的価値とも共存できるような「活用」をこそ追求するべきだったのかと。

もちろん耐震性の問題はありますが、日本の技術であればコストをかければ大抵のことはできます。そのコストをかけるだけの経済性を業界として説明しきれなかったこと、つまり、建築的価値を経済的価値に変換することができなかったことによって、建築的価値が軽視される状況になってしまったのかと考えます。例えば、建築的価値の高さを活かし、周辺相場よりも高額な賃料を実現したり、高単価なイベント誘致を実現する等、もっと建築的価値を経済的価値につなげる取り組みを模索するべきだったのかと思います。(もちろん言うは易しです。)

また、建築主はなぜアトリエ系の建築家と仕事をやりたがらなくなったのでしょうか?業界での価値観である建築的価値を押し付けてしまっていたことは無いでしょうか?相手は事業主ですので、建築的価値だけでは食っていけません。人様のお金で、自分たちの業界の文化的価値を守れという主張は、少し行き過ぎだと感じてしまいます。

業界の中の者としては、業界自体が「経済的価値と分断」してしまっていることもまた根深い問題だと感じております。
歴史的価値もある旧原美術館解体のニュースには、本当にショックを受けました。場所的にも、難しいかなとは思っていたのですが、移築など何かしらの形で保存してほしい...
とても興味深い話。建築業界で新しい建物が出来ていくことは良いことですが、古きよき建物が同時に失われるのは残念でなりませんね。