[東京 21日 ロイター] - S&Pグローバルは、セブン&アイ・ホールディングスの長期発行体格付けを2段階下げ、Aにすると発表した。国内コンビニ事業子会社のセブン-イレブン・ジャパン、北米コンビニ事業子会社の米国セブン-イレブンも同様にAに2段階下げた。アウトルックはネガティブとした。

S&Pは北米コンビニ事業子会社が、米コンビニ大手スピードウェイの買収手続きを完了したと発表ことに伴い格付けを見直した。S&Pは、買収資金の全額が有利子負債で調達されたことで、事業基盤の強化を考慮しても、財務内容の大幅な悪化でセブン&アイHDの信用力が大きく低下したと判断した。