バイトダンス、張氏がCEO退任へ 後任に共同創業者の梁氏
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記事の通りの理由であればある意味前向きですが、昨今の中国ビックテック企業のCEO退任ニュースを見ると事情は複雑なのかと推察してしまいますね。まだ38歳とお若いので、次にどんな素晴らしいプロダクトを作られるか楽しみにしたいです。
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これは衝撃的なニュース。同社は今アメリカも含めた世界の未上場スタートアップでてっぺんにいる時価総額1位の会社ゆえ。そこらの上場企業より遥かに大きな10兆円超えの企業価値。
つまり当然に想起されるされるのは、このところのアリババはじめ少なからぬ会社で起きている、中国ビッグテック VS 国家権力のフリクション。無論そういう事とは全く無関係かかも知れない、それが永遠にはっきり分からない(ようなやり方をする)のが中国。
もっとも普通に考えてまだ30代の若さで野心真っ盛りで、古今東西の大物起業家の歴史上でほぼ初めてくらいの異常事態である確か、それ自体が既に何かを物語ると思う。TikTok運営のByteDanceの創業者がCEOを退任。今後はより長期の革新に向けた活動に軸足を置くとのこと。
創業者の張氏のコメントをざっくりまとめると以下の通り
・ByteDanceを始める前、色々吸収していっぱい考えた
・機械学習の大きなうねりをうまく捉えられた。おかげでByteDanceはうまくいった
・今も、もっとこんなことができないか?と空想を膨らませている
・しかしCEOをしていると、社内報告を聞いて承認をして、といった日常業務にばかり時間を取られて、学習して、考える時間をとれない
・これだと既存の延長線上から抜け出せない
・あと、自分は人のマネジメントは苦手。でも空想してイノベーションを起こすのは得意。だから、CEOやめて、そっちに集中する
(参考)ByteDance : https://bytedance.com/en/news/60a526af053cc102d640c061以下はバイトダンス社内向けの退任発表の全文。日常業務に煩わされず、長期的スパンで思考したい、教育や古典のデジタル化などの公益活動にも力を入れたい。
機械学習技術の普及というターニングポイントを捕まえる幸運を得て、バイトダンスは大きく発展したが、次の波を捕まえるために広い視野を持つ必要がある……という表明にはなかなか考えさせられるものが。
同じ天津・南開大学の出身ということもあり、張一鳴の次のアクションが楽しみです
https://view.inews.qq.com/a/TEC2021052001492728?uid=&chlid=news_news_qq&qimei=866219033303370&devid=04f83235198c06e2