日本で時価総額1兆円超のベンチャーが育たない決定的な理由
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入山先生「上場基準を厳しくすると何が起きるかというと、エグジットの手段として、もっとM&Aが起きるはずなんです。アメリカでは実際そうなっています。
M&Aによってスタートアップが大企業に買収されると、何がいいのか。上場と違うのは、ロックアップ(あらかじめ決められた拘束期間)が済んだら、だいたいそこの社長は辞めるんです。大企業はつまらないから。すると、今度は手元にお金があるから、2発目はもっと大きな事業を狙えます。いわゆる連続起業家、シリアルアントレプレナーです」
注目のコメント
1兆円と簡単に掲げる方が増えた印象。
このコロナ対策過剰流動性相場の1兆円と、平時のそれとは全く違うし、何をもって1兆円なのかを分解してから目指したり、議論して欲しい。
じゃないと1兆円の前や先や中や奥深くを考えられず、思考停止になる。日本のマザーズの良いところって実質的にシリーズC、D相当の企業に一般の個人投資家も投資可能なところだと思うんだけどなぁ。
仕上がった企業だけが上場してくるのでは、市場が面白く無いし、一般の個人投資家に資産形成の機会を閉ざすことになる。もっとも、株式投資型クラウドファンディングのような非上場の株式に投資できる仕組みや、非上場株式の二次流通の仕組みが整ってくれば、それもありなのかもしれない。