Google、再生可能エネルギー活用のためデータセンター間で動的にタスクを移動できるようにしたと発表。Google I/O 2021
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(めっちゃ詳しいわけではないですが)カナダや北欧みたいな水力の余ってそうなところにデータセンターいっぱい作ればいいんじゃないかと思っちゃうのですが、そうなっていないのは、やっぱりユーザーの近くにデータを置いてそこで計算するのが理にかなってるからなのだと思います。
だとすると、電力のあるところに計算を移すというのもどのぐらい効果があるんだろうか?
真に再エネ100%を目指すには必要なステップであることは疑いないですが。ネットワークの速度は、本来は、途中の通信ケーブルの帯域やルータがどれだけさばけるかということで決まりますが、とてもとても大雑把には、物理的にどれだけ離れているかということになります。サーバのレスポンスタイムがシビアな場合には、サーバは国内の物理的に近いサーバが望まれますが、レスポンスタイムの要求がきつくない重たい計算なら、海外のサーバというのは十分にありだろうと思います。一般的に言って、海外の電力料金の安い場所のサーバで十分な場合は多いだろうと思います。ただし、大容量データの移動には時間がかかることやデータの種類によって国外への持ち出しが制限されることなどを考慮する必要があると思います。
Google・CEOのサンダー・ピチャイ氏は、Googleが2017年に再生可能エネルギーによって100%運営されるようになったと説明したうえで、次の野心的な目標として2030年にはGoogleがカーボンフリー、すなわちまったく二酸化炭素を排出せずに運営される最初の主要企業になると宣言したとのことです。
記「十分な風力発電ができていな場所や、太陽光発電ができなくなってきた場所にあるデータセンターのタスクを、風が吹いている場所や天気が良く太陽光が降り注いでいる場所にあるデータセンターへ移動することが、現在のGoogleはできている」とのことですが、すごい技術ですね。