米テキサス州知事、州政府機関によるマスク着用義務化を禁止

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• 相良 祥之

  地経学研究所 主任研究員

  ・2021年05月19日

  米国ではワクチン接種が進むもののワクチン打てばマスク不要というのは暴論で、これで気が緩むし、マスク拒否派はワクチン接種せずともマスク外してしまう、というのは予想されていたこと。マスクへの反発が強い共和党系知事のテキサスで、マスク着けなくてもよいとなる運び。おそらく感染再拡大はするだろうが、ワクチン接種完了者が1.2億人、人口の37％。これと重複するが感染者が延べ約3,300万人で人口の約10％。あわせても人口比5割いってない。最近ワクチン対象になった10代、あとは20代など若年層、そして共和党知事などマスクへの拒否感が強い州の高齢者での感染拡大が心配。