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2021年1-3月期のみで見ると、コンセンサス下振れの前期比年率▲5.1%ですね。
民需、公需、外需すべてマイナス寄与で総崩れです。
おまけに民間在庫がプラス寄与ですので、翌4-6月期の成長率の足を引っ張りそうです。
GDPデフレーターも2期連続マイナスでデフレ突入モードです。
一方で米国における同時期の経済成長率は前期比年率+6%以上ですので、コロナ対応の差で世界経済は完全にK字型回復の様相です。
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Q1は前期比年率▲5.1%、概ねコンセンサス通り(より少し悪い)の内容です。ユーロ圏もQ1はマイナスですから、「日欧 vs. 米国」という構図が鮮明になった四半期となりました。しかしQ2は既に報じられている通り、EUとしてのワクチン調達戦略が奏功し始めていることもあって、行動制限解除と成長率の浮揚という好循環はユーロ圏にも顕現化しそうです。日本は5月末で緊急事態を解除しても期の3分の2を自粛(しかも徐々に規制の度合いと地域は上方修正されている)しているので、マイナス成長の公算です。

防疫政策に言及すると感情的になる人たちが多いのでコメントは差し控えますが、これほど世界が連動するようになった近代において、ここまで先進国で劣後した成長になるのは非常に珍しい話です。(計算はしていませんが)コロナの犠牲者数との相対比較をした場合、最もしくじった先進国の1つになるように思います。

P.S 小野様
ご疑問に回答致します。記事は実績ですが、コメントは今後のお話です。
21年暦年の成長見通しは、ご覧いただいているIMF-WEOにおいて日、米、EAの三極で日本は21年・22年共に最低です。足許、注目されるのは予見されるQ2の日本のマイナス成長です。もちろん、日本のQ2がマイナスにならない可能性もまだありますが、EAがマイナスになることはもうないでしょう。米国は加速しそうです。もはやそのコントラスト自体が非常に稀有だという話です。

20年実績についてはご認識の通り、健闘と言えるものかもしれませんが、最新のWEOでも指摘されているように、今年のテーマはワクチン接種の遅れている経済から遅れるという論点です。もちろん、防疫と経済のいずれを重視すべきだったのかという話は別の議論としてあるとは思います。
規模の大きな経済圏での緊急事態宣言が立て続けに出されているのでマイナスは致し方ないですね。4-6月も現状見ると継続してプラスに転じることは難しそうに思います。欧州は4-6月はプラスか少なくともフラット見込みでしょうか。欧米に比べて国レベルでの回復はどうやら半年遅れになりそうです。しかしブレイクダウンすると業界毎に濃淡あったでしょう。業態シフトや新たなイノベーションも進んでいると思います。全体の数字は良くありませんが、個々には良いところもあるので、こういう時は良くないことは噛み締めて良いこと見つめていきましょう。
こちらから世界各国のGDP成長率が見れます。(地図の下のカーソルを2020に合わせる。)

https://www.imf.org/external/datamapper/NGDP_RPCH@WEO/OEMDC/ADVEC/WEOWORLD

マイナス4.6%って案外健闘していますね。G7では良い方から2番目です。アメリカの-3.5%よりは悪いですが、イギリスが-9.9%、フランスが-8.2%、イタリア-8.9%、ドイツ-4.9%、カナダ-5.4%。唐鎌さんの「ここまで先進国で劣後した成長」というのは事実と異なるのではないでしょうか?日本は死者も経済への打撃も先進国の中では少なめだった、というのが正しいのかもしれません、案外、日本は両面において頑張ったのかもですね。(ワクチンの遅れは酷いですが。)もちろん、グダグダ政治家を褒めてるのではありません、頑張ったのは市民です。

さて、事実はひとつですが見方はいろいろとあると思います。「死者がこの程度ならもっと経済を回せばさらにGDPのマイナスを減らせた」という見方もひとつでしょう。「GDPのマイナスがこの程度ならもっと行動制限をしっかりすればさらに死者を減らせた」という見方もあるでしょう。

徹底した対策を行い感染の押さえ込みに成功したオーストラリアは-2.4%、ニュージーランドは-3%、台湾はプラス3%です。実は経済と人命は二項対立ではない、というのも今ひとつの見方です。
新型コロナウイルスの影響で実質の伸び率がマイナス4.6%となりました。

詳細は以下
GDP速報 2021年1-3月期・1次(2021年5月18日) https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/sokuhou/sokuhou_top.html
今日の日経平均は上げ調子。中銀が買ってくれるという緩和に甘んじての相場でしょうか。でもそこに暗号資産とは違う相場の流れを感じますが甘んじてはいかないような気がします。
2020年度の年間GDPは-4.6%。新型コロナによる消費の低迷が響いた結果になりました。
1月-3月のGDPは、前の3か月と比べた実質の伸び率が、年率換算-5.1%。3期ぶりのマイナス。
想定通りですよね?分科会としては。これをどうしようとしているか、政府は考え方を示すべき。
コロナ禍の死者少数でも死社多数。

エビデンス軽視の感情論だけで意思決定をしてきた、エビデンス後進国らしい地獄ですね。ファクターXというカミカゼがあってこの数値なので、救いようがない