消防団、住民から祝儀 「昭和からの習わし」 一関市が是正指導
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注目のコメント
昭和からの習わし自体は、変えることで「以上おしまい」となるだけの単純な話です。
しかし、こうした地域社会の問題の中には根深いものがあり、表面上から見えない部分にまで踏み込むとなると、そう単純にはいかないものです。
消防団を非常勤の公務員と位置づけているのは問題ないし、むしろ他のボランティア活動よりも進んでいる話です。ただ、団員を募集するのに町内自治会を通して動員をかけることが「半強制」を生んだり、報酬の支払いも個人に対してではなく、事実上は団体管理になっている口座に支払われていることが幽霊団員による「水増し」を生んだりします。地域住民への寄付のプレッシャーもその延長線上のこと。お金の使い道を突き詰めれば、単に長老が団員の慰労と称してドンチャン騒ぎをしたいがために金をプールしている実態すらあるほどです。そのあたりの構造を変えていかないと、根深い部分が残り続けるでしょうね。