[東京 17日 ロイター] - リクルートホールディングスは17日、ESG(環境・社会・企業統治)の具体的な目標を決め、2030年度までに取締役や上級管理職の女性比率を約50%に高めることを目指すと発表した。環境面では、30年度までにグループの事業活動を含むバリューチェーン全体で温室効果ガス排出量のカーボンニュートラルを目指すことも決めた。

女性比率を巡っては、30年度までに、グループ全体の上級管理職・管理職・従業員での比率を約50%にする目標を掲げた。4月1日時点の比率は上級管理職で10.0%、管理職で41.5%、従業員で51.5%。リクルートHDの取締役・監査役は現在20%が女性だが、30年度までに約50%にするため、株主総会の選任議案を上程することを目指すという。