23年度に純利益1兆円=新中期計画、DX加速―三菱UFJ
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前期予想が7500億円ですから、3年で3割強の増益ですね。意欲的ですが、米国大手行の年間利益は、2〜3兆円規模。総資産はむしろMUFG(350兆円)の方が米銀より大きいので、ROAでみれば1兆円達成でもまだ利益率は低位。
もちろん金利やインフレ率の差もありますが、それにしても、成長率が違いすぎ、例えば(比較的金利差が影響しにくい)手数料収益をインフレ率調整後で比較しても、この25年間の邦銀の伸びは70%程度だったのに対し、米銀は約6倍です。MUFGのように世界に拠点を持ち、人材も優秀な金融機関ならリソースをもっと上手く活用できるのでは、と思います。
DXによるコスト削減は、その一部の要素に過ぎないと思いますし、本当に米銀に追いつき追い越せと思うなら、コスト削減よりもトップライン成長と、顧客満足度の向上に注力してほしいものです。三菱UFJ銀行は本気です。
デジタル組織と、リテール部門の大半を統合させるという稀有な組織再編をするとともに、リテールビジネスのDXに本気で挑んでいます。
TV電話はあくまでその端緒かと。
三菱UFJ銀行の動きから目が離せません。