小中学校で整備の端末、埼玉の6市町で持ち帰り認めず 家庭の通信環境が未確認の学校も 蓮田市は方針転換
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GIGAスクール構想では、一人一台端末整備と校内ネットワーク工事に対する国の財政的支援はありますが、それらの事業完了後に、どのコンテンツをどのようにどれくらいの頻度で使うかは各自治体の判断となります。
教育のICT化に早くから取り組んできた自治体とそうでない自治体とで、今後、更に活用状況に差が出てくると思います。
一方で、国が急ピッチ(当初5年計画が1年に前倒し)で主導して進めてきたことで、保護者における同構想への理解、認知度が低いように思います。各自治体はまず、端末を利用してどのように学校教育に活かしていくかを丁寧に説明することが求められます。
こういった報道がなされると、良い意味でも悪い意味でも各自治体への圧力になりますが、前述の議論無しに、ただ、持ち帰りを認めるか認めないかを考えるのは同構想の趣旨に沿わないと思います。
注目のコメント
こういう報道は自治体を動かします。格差の見える化が格差是正につながります。
本来、文科省としては持ち帰りを推奨しており、残りのほとんどの自治体も持ち帰りを認めていることが明らかになるわけで、この6市町に対してプレッシャーがかかります。
現にこの6市町も持ち帰り実現に向けて動いているという結びになっていることはハッピーエンドです。後々、「持ち帰ることができない」=「データの活用が精度高くできない」になります。それを分かって持ち帰りが不許可なのか。他の自治体、学校ではシームレスに学習ログ等が取得でき、それに伴って生徒一人一人の習熟度や興味・関心に沿ったアドバイスができるようになります。
私の息子の場合は、やれるコンテンツが少な過ぎて家でやる事なんて残っていません。それなのに持ち帰りだと、ランドセルにも入り切らず、手さげで持たせて、、、。まだまだ半歩くらいしか進んでいないですね。おまけに違う学年の問題を解いて凄く怒られた生徒も居るとか。こうやって色々な地域や学校の状況が共有出来るようになった事は良い傾向ですよね。どんどん改善してほしい!