この連載について
NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。いま知りたい注目ニュースを、わかりやすい解説や当事者インタビューなどでお届けする。
この記事の著者 / 編集者
この記事に関連するユーザー
関連する企業
グループウェアでは国内シェアトップ。クラウド分野への重点投資を継続。中国、米国に続き東南アジアやオーストラリアにも販売網を構築するなど海外展開を加速。
時価総額
926 億円
業績
シェア
新規登録またはログインすると
チャートを見ることができます
新規登録する
ログインはこちら
業績
シェア
新規登録またはログインすると
チャートを見ることができます
新規登録する
ログインはこちら
この連載の記事一覧
【総括】シャープもついに大幅縮小、今こそ問う液晶の未来
200Picks
【快進撃】ルルレモン、売上高でスポーツブランド「3強」入り
233Picks
【総まとめ】大谷翔平の「水原一平問題」今後の展開は?
296Picks
【2分解説】日産が「新・経営計画」に込めた狙い
193Picks
【2分学習】添加物は悪?食品表示の「新ルール」を理解する
255Picks
【世界が熱狂】薬で「肥満」を治す時代に知っておきたいこと
319Picks
【3分でわかる】今さら聞けない「日銀マイナス金利解除」の意味
2333Picks
【本田圭佑 × 藤田晋】いま考える「日本の危機感とチャンス」
515Picks
【Jフロント新社長】百貨店の明暗を分けるのは若い富裕層開拓
333Picks
【直撃】ニトリが「暮らしの何でも屋」で追うアマゾンの背中
508Picks
時価総額を売上高で割ったPSRが20倍以上の企業が何社もいる中で、決算内容や将来性に対する視線は以前より厳しくなっているように見受けられます。HENNGEやプレイドなど決算後以降に大きく株価を下げているケースもあり、昨年つけた高いバリュエーションに対して調整局面に入っているとの見方があります。
今回の決算でARR100億円を超える企業は4社となりましたが成長率にはバラツキでは年率成長+49.9%のfreeeに勢いがあり、数年内にSansanを追い抜くかも知れません。M&Aや海外資金調達など、成長に向けた企業の総合力が求められる中で、ARR200億円を突破してく企業はどこか、今後の展開に注目です。
時価総額は、フリー、ラクス、サンサン、マネフォ、サイボウズ、AI inside.
「PSRで20倍といった高い評価を維持するにはフリーのようにARR100億円を超えてなお40%成長を期待させる『成長型』か、ラクスのように利益を出しながらも20〜30%成長を続けることができる『高次安定型』になるべきだ。」
各社決算資料。資料を並べてみるとFreeeが成長感伝わる。
Freee
https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS08692/15c991ea/9185/410f/9f38/6cb55d40cfc1/20210512120330421s.pdf
sansan:
https://ir.corp-sansan.com/ja/ir/news/news8074136260435477722/main/0/link/Presentation%20Material%20for%20FY2020%20Q3%20(JP).pdf
マネーフォーワード:
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3994/ir_material_for_fiscal_ym/98585/00.pdf
ラクス:
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3923/tdnet/1968183/00.pdf
サイボウズ:
https://topics.cybozu.co.jp/news/2021/05/13-8952.html
しかし、SMEの会計ソフトで終わるなら市場は限定的。ユーザーとしても成長していくサービスとしてfreeeに魅力を感じており、成長させる企業はfreee、小規模でちゃっちゃか申告する用はマネフォに使い分けてます。
対象市場の捉え方一つで、株式市場の評価が変わり、事業投資の仕方も変わってくる。
2社の違いを見ていると、経営の醍醐味を感じます。
どっちがいいではなく、違うよねという意見です。
NPを提供するユーザーベースも IR の仕方を意図的にSaaS企業という見せ方に変えてきているように、SaaSといえば高い株価がつく状態
PSR(株価売上倍率)というよくわからない指標が登場するのはだいたい、説明がつかない株価がついているという証左
過去にさかのぼれば、ページビューと株価の倍率などが言われた時もありましたね
『SaaS企業にとって重要なのはユーザーを製品に定着させ、解約率を低く抑え、定常的な収益を積み上げていくことだ。そのため、積極的な広告投資や人材投資で成長を加速することが「定石」だと言える。
株式市場において、こうした成長投資を優先することが許される「SaaS企業」と見なされるためには「ARR成長率30%」が一つの目安となる。』
また、成長型や高次安定型など、自分達がどこに当てはまるかを考える必要がある。
『「PSRで20倍といった高い評価を維持するにはフリーのようにARR100億円を超えてなお40%成長を期待させる『成長型』か、ラクスのように利益を出しながらも20〜30%成長を続けることができる『高次安定型』になるべきだ。」』
顔ぶれと日本のDX遅れを見ているとまだまだ伸びそうな企業が多い一方、逆に言うとここからさらに拡大できるかどうかが正念場ですね。