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タブーに切り込め!ここがおかしい「日本の保険」
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国のアンケートで86%の自治体が7月末に高齢者接種が完了するとした件は、初見でかなり違和感を持った。

というのも、弊社(JX通信社)が4月に全国の自治体約600近くから得た回答では、6月末までに高齢者接種が「全て終えられる」という回答は5%。「8割程度は終えられる」を含めても17%だったからだ。

https://news.yahoo.co.jp/byline/yoneshigekatsuhiro/20210422-00233718/

その1ヶ月先の7月末に残りの大半の自治体が追いつくという話は現実的とは思えなかった。実際、この記事でも1700超の全国の自治体のうち、当初の国のアンケートで7月末までの完了の見通しを示したのは約650と4割に満たないことが明らかになっている。弊社調査とも合致する結果で、こちらの方が、現実に近いと見ざるを得ない。

自治体側に前倒し要因があるとすると、首相が7月末と発言したことによるプレッシャーとそれに伴う自治体業務への負荷だ。その懸念もまた、弊社の4月調査で自治体担当者のコメントとして挙がっている。

例えば下記のようなものだ。

・ワクチンの供給量やスケジュールがはっきりしないため準備の見通しも立たない
・職員が他業務と並行して準備にあたるため、自治体でのマンパワー不足も深刻

こうした課題は、果たして国のサポートで解決されたのだろうか?