「不適切な保育」初の全国調査 340件以上確認 厚労省対策検討
コメント
選択しているユーザー
この記事内の『96の自治体で令和元年度に、合わせて345件の「不適切な保育」が確認された』という数字は、氷山の一角だと思われます。
この「不適切な保育」がなぜ無くならないか!?の課題は、大きく分けて二つで、
①どこからが不適切で、どこからが不適切でないか?のラインがはっきりしていないこと
②保育士自身が、その子にとって良かれと思ってそれをやっていること
が挙げられます。
「罰を与える・乱暴な関わり」は、お友達を叩いたり、いたずらをした子を怒鳴って叱ることを良いことと考えていたり、「一人一人の人格を尊重しない関わり」や「物事を強要するような関わり、脅迫的なことばがけ」は、皆と同じ行動を取れるようになることが、その子にとって良いと考えている保育士(親もですね)が、全国のどの保育園(家庭)でもたくさんいます。
(地方の方が、割合としては多いかもですが…)
何故かと言うと、そういったやり方で教わってきたし、その子にとってそれが本当に良い関わり方だと信じているからなんですよね…。
社会が変わってきて、保育所保育指針が変わり、学習指導要領が変わりと、段々と外堀は変わってきていますが、長くそのやり方でやってきた人の固定概念はそう簡単には変わらないので、相当に根深い問題だなと感じています…。
注目のコメント
「初」っていうのが驚き。保育は日本では相当軽視されている印象がありますが、いくつかある発達段階の中では一番インパクトが大きいですし、教育的意義が高い時期になる。ここのクオリティコントロールがとても大切。
保育領域にかかわる人財の育成も急務。質の高い人財の確保には育成はもちろん給与待遇面も考える必要があるが現状はどこの園もなかなか厳しい状況で経営しているので、財政的支援は必須ですね。
ちなみに、ニューヨークの保育園を調べていたら、年間250-400万円が普通dした。。保育園に預けるのも一苦労。保育料が安いのは日本の良さでもあるが、やはり質の保証を考えると、これくらい保育料を過程に負担するのが妥当という事なのだろうか。。保育園に送り迎えに行っていて、保育士さんのご苦労には毎度頭が下がる。
ただ、行事準備など、もう少し保護者なり、外部からのサポーターなり、
手抜きしてもらう場面がないと、ちょっと本来の子どもと接する時間に影響が出ていないのなぁと懸念する。
新型コロナウイルス感染対策など、イレギュラーで、
心身両面から負荷のかかる業務が増えている中、
あまり厳しく環境改善を求めるだけでは、
結局子どもなり、保護者なりが困る事態を招きかねないことは、
厚生労働省自治体ともに考慮いただきたい。他の民間企業と異なり、保育園は受入人数によって年間の売上が決まってしまいます。
また、受入人数を増やそうにも、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」33条によって、保育士一人あたりの受入人数も厳密に定められております。
つまり、受入人数(売上)の増加に伴い保育士(費用)の雇用もセットであり、この絶妙なバランスの中で運営を強いられます。
0歳児:子ども3人
1~2歳児:子ども6人
3歳児:子ども20人
4歳児以上:子ども30人
育児を経験された方ならよくお分かりかと思いますが、幼児期はコミュニケーションが取れない中での育児となり精神的なストレスが大きいです。
さらに大きくなればなるで、子供同士の喧嘩や単独行動等、決して目が離せません。
保育士さんには大変お世話になっており、感謝してもしきれませんが、精神的な負担が大きいのも事実です。
保育料を払っているからすべてお任せ、という考え方もありますが、親と保育園が適切なコミュニケーションを取りながら、それぞれの場所で子供達の成長を見守るような関係づくりが重要と考えます。
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=82069000&dataType=0&pageNo=1