[ワシントン 14日 ロイター] - 米労働省が14日発表した4月の輸入物価は前月比0.7%上昇し、伸びは市場予想の0.6%を上回った。上昇は6カ月連続。前年同月比では10.6%上昇と、2011年10月以来の大幅な伸びとなり、経済活動の再開に伴い物価が上向いていることが改めて示された。

3月は前月比1.4%、前年比7.0%上昇していた。

4月は燃料が前月比0.5%上昇。3月は7.5%上昇していた。石油は1.2%、食品は2.0%上昇。燃料と食品を除いたコア輸入物価は0.6%上昇。3月は0.8%上昇していた。

輸出物価は前月比0.8%、前年比14.4%上昇。前年比での上昇率は1983年9月の統計開始以来の大きさとなった。3月は前月比2.4%、前年比9.5%上昇していた。