[東京 14日 ロイター] - 東芝の子会社で、POS(販売時点情報管理)システムを手がける東芝テックは14日、欧州の現地法人が受けたサイバー攻撃について、米コロニアル・パイプラインを狙ったとされる集団「ダークサイド」による犯行だったと明らかにした。

同現地法人は身代金要求型のランサムウエアによる攻撃を受けた。被害の拡大を抑えるため、日本と欧州間、欧州域内子会社間のネットワークやシステムを停止した。失われた情報は最小限にとどまるという。

米連邦捜査局(FBI)は、7日に操業を停止した米パイプライン最大手コロニアル・パイプラインへのサイバー攻撃をダークサイドの犯行とみている。