北海道・岡山・広島に緊急事態宣言へ 政府方針変更 分科会了承
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注目のコメント
これは異例の展開です。政府の方針案を専門家がひっくり返した形かと。根拠不明の政治判断を繰り返したツケが出てきたように思います。それだけ今回の感染の広がりが早く、専門家の危機感が強いのだと思います。
「まん延防止措置」の効果がどれだけあったのか?その分析が適正に行われているのか。意味としては、もう薄れており、緊急事態宣言の全国適用の議論が強まるように思います。一方で、そうなった場合に、次の策はなく、ワクチン接種のスピードアップしかないと思われます。誰も厳しい措置など望んでいない。だからこそ政治が決断を下さないといけない。データ分析の結果を見ると妥当な方向性ではないか。北海道、岡山、広島とも感染爆発。とんでもないスピードで新規感染者と重症者が増えている。
北海道では5月9日から重点措置が適用されたが、札幌市で若者を中心とする新規感染者数の増加が続いてきた。札幌の医療提供体制は厳しく市外の病院への搬送事例も見られている。さらにGW終盤より、札幌から道内各地へ感染が拡大している。岡山、広島でも新規感染者数が急激に増え続けている。
5/12 厚労省専門家会合(第34回アドバイザリーボード)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000779002.pdf
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00256.htmlこれは驚きました。後手後手の政権に専門家が一喝したということでしょう。西村大臣が専門家の異論噴出に手を焼き、会議を抜け出し、首相の了承を急きょ取り付け、当初案を取り下げてその場で出し直したようです。役人的価値観の中では大失態です。ただ、結果として正しい選択になったと思います。とりわけ当初、北海道への緊急事態宣言を見送ろうとしたことは完全な間違いだったと思います。昨日の札幌は、人口当たりの感染者はインドよりも多い惨状です。今手を打たないと医療崩壊が起き、五輪のマラソンなどは夢のまた夢になります。今後も専門家のみなさんは、政権の意向を追認するだけでなく、どんどんちゃぶ台返しをしてほしいと思います。